店主が一番に大切にしていること。
それは、宝石の魅力を真正面から伝えるということ。
宝石について深く学べば学ぶほど、
その魅力を多くの人に伝えたい気持ちが溢れてきました。
好きだから伝えたい。
それが店主の宝石に対する愛情表現でもあります。
上質な宝石を、宝石鑑定士でもある店主が、世界中のネットワークを駆使して、探し出します。全世界の宝石が集まる、タイ・バンコク。店主はタイ語で現地のジュエラーに入り込み、古くからの人脈はもとより、日々新しいネットワークを構築し、直輸入による適正なクオリティを適正な価格で売買します。
初めて当店にいらっしゃるお客様の多くは、「宝石の値段は分かりにくい」「品質の良し悪しが分かりにくい」とおっしゃります。私たちはそれぞれの宝石になぜこの価格がつくのか、希少性、美しさ、耐久性、マーケットの状況、流通状況などの観点から、きちんとご説明します。
当店は宝石に自信をもっています。 その宝石をより美しく輝かせるためのデザインを考え、子孫に譲っていけるよう、日本だけでなく世界の腕すぐりの職人たちよって一つ一つ丁寧に仕上げます。
おかげさまで、株式会社彩豊は1990年創立以来、名古屋市中区金山でジュエリー卸売メーカーとして、地域の皆さまに支えられ、営業を続けてまいりました。
創業者である父は、ベルギー、タイなどへ自ら足を運び、宝石を仕入れ、また、当時まだ珍しかった天然真珠であるケシにも注目し、お客様に喜んでいただけるように努めてまいりました。
現在店主をつとめる2代目は、幼少のころから父の宝石の目利きや交渉術を間近で見て育ちました。創業者である父の背中を追いかけ宝石の道へ。一旦は東京の宝飾店へ就職するものの、父の宝石に向き合う真摯な態度や高い技術に気がつき、名古屋へ帰郷しました。
また、宝石の世界的なトレーディングカントリー、タイ・バンコクで、タイ語と宝石鑑定士の資格を取得し、以来、自分が納得できる商品を、適正な価格でお客様に提供したいという気持ちで、営業しています。
大学卒業後、タイ・チェンマイ大学へタイ語留学。
タイ・首都バンコクにて、GIA認定の宝石鑑定士となる。
世界で最も信用されている宝石鑑定機関であるGIAが認定する宝石鑑定士の資格は、世界中のGIA付属教育施設で受講することができます。店主がタイ・バンコクを選んだ理由は、世界中から鑑定士を目指す人たちがバンコクGIAに留学にくること、また、宝石の集約地バンコクという土地柄、実際にたくさんの宝石を見て、学ぶことができるからです。
資格を取得するまでの約１年間、毎日何十個という宝石に触れ、一つ一つの石について英語でレポートを書きます。毎週末のテストは２回落とすとコース自体を辞退しなくてはならないという条件下、学友と励まし合い、切磋琢磨しながら１年を過ごしました。
当時、タイ語はできる店主でしたが、英語はそこまで得意ではなく、語学についても苦労しました。しかし、この間に得た知識をベースに、世界中のジュエラーとの交流、バンコクマーケットの人脈は、GIA卒業後何年経っても色褪せることなく、より深い交流となって続いています。
